前のブログ「IE6廃止。本気ですすめよう」で、ほとんどは賛同ながら、1件、業務用システムのため、いつまでもブラウザをIE6からアップグレードできず、IT業者に対しての不信をコメントでお寄せいただいた、と考えている。
これはかなり極端な想像だが・・・
高額な開発費を取られ、高額なサポート契約。他にシステムを乗り換えようにも業務の根幹に関わるので今更変更できない。
しかしサポート契約は簡単に解約できないし、別の業者に中身をすこし見てもらったが、かなり古くて特殊な開発言語を使っているので、これを開発できる会社はいまどきない。
IE6廃止などと言われても困る。現にシステム業者はIE6でしか保証しないといっている。他にFirefoxだGoogle Chromeなどというブラウザがあるというはなしだが、そんなもの知らないし使ったこともない。システム業者もだれもそんなことを教えてくれない。最初からOSに付いてきていないものを、今更この古いマシンに怖くて入れられない。
OSのアップグレード?そんなことして業務システムが動かなくなったらどうするんだ。システム業者もアップグレードしなければならないなどとは言ってこないぞ。
ここまで極端なベンダロックインが、そうそうあるとは思えないが、10年ほど前だが、開発言語でベンダロックインをかける大手システム業者の話を、開発者から直接聞いたことがあるので、まったくないとも思えない。
悪徳かどうかはどの程度のベンダロックインかによる。故意にどこまでのベンダロックインをかけるのか。
何も知らない企業は被害者だが、それを回避する方法もある。
企業内にオープンソースの開発者を囲むことだ。オープンソースの開発者は様々な業界の開発者と比較的簡単にコンタクトを取れる。その上、業務システムをオープンソースに切り替えれば、根幹からベンダロックインとおさらばできる。
自主的に防衛すること。これに尽きる。
以上、相当な想像を交えているので、実際にシステム業界の方に、コメントでぜひご批判等いただきたい。


これについては、いっぱい話を聞きます。
・ある大手に発注していたシステムの一部のリニューアルを他の業者に打診したところ、早速いやがらせ・脅しまがいのことをされた
・ある大手さんが作った既存システムと連携するWebシステムを作る際に別ベンダに頼もうとしたら、仕様書の開示を拒否された
・大手がORACLEで開発したという基幹システムのDB仕様書を見せてもらったら、リレーショナルを一切使っていないノベタンの作りだった
・・・
同じような例には事欠きません。
まるでどこかの宗教団体のようで、ある意味恐ろしい話です。
もちろんすべての大手システム開発会社がこんなことをやっているわけではないですが、少なからず、こういうケースに遭遇して、助けを求めている企業も増えてきている気がします。
自分の契約しているシステム会社が悪徳、ということを認識できていればまだ手の打ちようはあるんでしょうが、気づいていないと、さらに悲劇ですね。
コストばかりか競争力もどんどん失う結果になるわけですから。。。
まさに、自主的に防衛すること。これに尽きますね。
投稿情報: まっきぃ | 2010/08/09 11:07
まっきぃさん、
具体的なおはなし、ありがとうございます。
そこまでひどい企業があるとは知りませんでした。
悪徳を、大手が平気でやっているので、それが悪徳だとだれも認識せず、感覚がなくなっているのかもしれませんね。
ユーザ企業も、大手が悪徳であるわけがない、と思い込んでいるはずですし。
自主的に防衛すること。それは何よりも情報を集めることだと思います。
この領域、そういうウラ話がなかなか聞けなかったので表に出てこない話題だったと思います。
投稿情報: 今駒哲子 | 2010/08/09 12:21
sugibeyaさんが、ブログ「ベンダロックイン!」を書かれました。
http://sugibeya.bloggers-network283.com/2010/08/%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%B3.html
投稿情報: 今駒哲子 | 2010/08/11 17:32